2022夏アニメ感想

夏アニメが終わってしまったので、1作品ずつ感想を書いていきたいと思う。

一応順番はランキングになっているけどまあ目安程度に。

 

4『リコリス・リコイル』

長くなりそうなので個別記事を書く予定。

 

4『ラブライブ!スーパースター!! 第2期』

「スクールアイドル」という名前の通り学校とは切っても切れない関係にある割に、これまでのシリーズではほとんど描かれなかった「新入生」が鍵を握る2期。

どうなるのかと思ったら、前回のラブライブで活躍して「スーパースター」になった先輩たちと、まだただの女子高生に過ぎない新入部員との実力差という大きな課題に直面することになる。

現実でも、Liella!に新メンバーが加入することが発表された際にはその是非についてファンから様々な意見が飛び交ったみたいだし、考えてみれば当然の展開ではある。

この課題を巡って、新入部員勧誘の方針や東京大会の出場メンバーについてひと悶着起こるというのが、なかなかにリアルで見ごたえがあった。

ともすれば綺麗事で話が進んでしまいそうな本作において、こういう仄暗い部分にしっかりと切り込んでいくのは少し意外だったけど、ストーリーに厚みが出て非常に良かったと思う。

それにしても最終回はとんでもないオチだった…

 

3『よふかしのうた』

よふかしのワクワク感を描くのか、吸血鬼と人間の恋愛を描くのか、美人お姉さんと少年の日常を描くのか、何となくつかみ所のない作品というのが第一印象で、前作『だがしかし』のキャッチーさとのギャップにまず驚かされる。

ただ、魅力的なキャラクターとそれを引き立てるキャストのおかげか、シャフト譲りのケレン味のある演出のおかげか、まったく退屈することなく見ることができた。

序盤はヒロインの七草ナズナと幼馴染の朝井アキラがかわいいので、とりあえず見てみようという気持ちになる。

中盤には一気に5人の吸血鬼が登場し、しばらくは吸血鬼と人間の恋愛がメインテーマになることが判明。

そして終盤に登場する鶯餡子が、沢城みゆきの演技も相まってすごく味のあるキャラクターになっていて、グッと心を掴まれた。

特に11話アバンの登場シーンは演出もキマっていてかなり印象に残っている。

主要登場人物が揃っていよいよ本格的にストーリーが動いていきそう、という辺りで最終回を迎えたので、続編の制作を期待したい。

 

3『シャドーハウス 2nd Season』

お披露目を終えて新しい生活が始まり、より深くシャドーハウスの謎に迫っていく展開に。

1期はエミリコを中心とした生き人形たちの奮闘が目立っていたけど、2期はケイトが積極的かつ知的に活動していてカッコよかった。

あとは研究班のメンバーがみんな個性的で面白くて好き。

 

3『彼女、お借りします 第2期』

相変わらず、女の子を眺めているだけで幸せな気分になれるアニメ。

和也も1期に比べるとだいぶ主人公らしくシャキッとしてきたのが1話でいきなり見て取れたし、気持ち良く応援できるようになった。

2期は芝居の話や祖母の話などかなり千鶴にフォーカスしていた印象だったし、3期は完全に和也と千鶴の二人三脚がメインになりそうなので、他のヒロインたちの動きがどうなっていくのか気になるところ。

 

3『サマータイムレンダ』

オカルト要素については完全に置いてけぼりを食ってしまい、いよいよ状況を俯瞰することができなくなったので、途中からは各話各シーンをミクロな視点で楽しむことに集中した。

仲間を増やして結束力を高めていく展開は、まさしくループものの醍醐味という感じ 。

おかげで序盤はほとんど殺人マシーンだった影澪がすっかり可愛らしい存在になっていてとても良かった。

シデとハイネの正体にまつわる話は面白かったけど、そこから決着までが少し長かったかな…

 

3『プリマドール』

キャラクターがみんなかわいいので、とりあえず日常系萌えアニメとして十分楽しめる。

そのうえで毎回シリアス要素も入ってくるわけだけど、中盤まではそのバランスもなかなか良かった。

ただ、終盤はシリアス続きで個人的にはしんどかったし、クライマックスも今一つ感動できなくて残念。

良くも悪くもKey作品らしい展開だっただけに、そこに至るまでの過程に納得感がないとただの既定路線に見えてしまうのかもしれない。

 

2『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇』

「迷宮篇」と言うだけあってずっとダンジョンに潜っていたので、日常の描写が少ないし、何よりヘスティアがほとんど登場しなかった…

バトルシーンばかりでストーリーもあまり盛り上がらなかったし、個人的に新章はこんな感じで我慢が続くかもしれない。

 

1『カッコウの許嫁』

ようやく取り違え子の設定を活かした話が出てきたけど、その割にはストーリーがなかなか進まない。

相変わらず各キャラクターの心理もよくわからなくて、ラブコメとしてもあまり楽しめなかった…

 

1『はたらく魔王さま!!』

1期のおぼろげな記憶ではギャグがメインの作品だった気がするけど、2期は魔法関係のシリアスな話が多かった。

そして、何と言っても作画が良くない…

続編までに最低限の制作体制は整えてもらいたいところ。

 

最後に来期視聴予定のアニメを期待度順に書いておきます。

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

ぼっち・ざ・ろっく!

ヤマノススメ Next Summit

SPY×FAMILY

異世界おじさん

4人はそれぞれウソをつく

宇崎ちゃんは遊びたい!ω

ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra

アキバ冥途戦争

ある朝ダミーヘッドマイクになっていた俺クンの人生

2022春アニメ感想

春アニメが終わってしまったので、1作品ずつ感想を書いていきたいと思う。

一応順番はランキングになっているけどまあ目安程度に。

 

5『かぎなど シーズン2』

やっぱりAB!組はこの作品の雰囲気によく馴染む。

かぎなどといえばクロスオーバーならではのコラボレーションということで、2クール目で新たに結成された負けヒロイン団もとても良かった。

改めて、歴代Key作品のキャラクターたちがまたこうして動いているのを見られるのがすごく嬉しいので、是非続編を制作してほしい。

 

4『SPY×FAMILY』

アーニャがかわいい。

そして、そのアーニャの声と演技がこの作品の魅力度を大きく左右すると言っても過言ではないという中で、完璧にハマった種﨑敦美のポテンシャルには恐れ入った。

1、2話のつかみが完璧すぎてどうやっても右肩上がりにならないのが少しもどかしいけど、何と言ってもキャラが良いので永遠に楽しく見ていられそう。

1クール目はオペレーション〈梟〉の肝となる学校生活が多かったので、スパイと殺し屋の話ももう少し見たいかなと思っていたら、2クール目の予告がまさにそれだったので期待大。

 

4『であいもん』

雪平一果がかわいい。

いわゆるテンプレツンデレはあまり好きじゃないけど、こういうタイプのツンデレならむしろ好きかもしれない。

作品としては京都の和菓子屋を舞台とする朝ドラのようなアニメで、優しくて温かい雰囲気に加えて、常にコミカルなところも良かった。

和菓子の描写や説明も非常に丁寧で好感が持てたし、見るたびに和菓子を食べたくなる作品だった。

 

4『パリピ孔明

月見英子が想像以上に良いキャラだった。

そして、その要因の一つでもある本渡楓の声と演技とツッコミに惚れ直した。

だからこそ、孔明というインパクトの強いキャラクターがいながらも、あくまで主人公は英子であって、孔明の計略もすべて英子の実力ありきなところが見ていて気持ちいい。

ちなみに、孔明が緻密な作戦を立てて詰将棋にように問題を解決していく展開になるのかと思ったら、案外ノリと勢いで切り抜けているなと感じたけど、これはこれでパリピ感があって良かったのかもしれない。

 

4『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』

四条眞妃が面白くて好きになってしまった。

やっぱりこの作品はギャグが秀逸すぎる。

そして何と言っても最終回がめちゃくちゃ良かった。

御行とかぐやのウルトラロマンティックはもちろん、伊井野ミコの努力が報われて嬉しいシーンや、藤原千花が最後まで藤原千花なところも最高だった。

 

3『サマータイムレンダ』

小舟澪がかわいい。

メジャーセカンド』のスタッフが集まっているので、キャラクターデザインや画面作りには期待していたけど、期待以上の素晴らしさ。

1話を見ていて、色々と伏線のようなものが散りばめられているので推理モノっぽい感じなのかな、と思っていたらラストでとんでもないことになってビビった。

そこからはもう影だのループだのとオカルト要素がどんどん出てきて正直ついてはいけなかったけど、それでもちゃんと続きが気になるので楽しく見ていられた。

これから様々な謎が解き明かされていくのか、2クール目も気になるところ。

 

3『恋は世界征服のあとで』

禍原デス美の可愛さよ。

中身は人一倍乙女だけど口調がちょっとだけ男っぽい女の子、結構好きかもしれない。

ストーリーは良い意味で想像を裏切らないというか、安心して見ていられる面白さだった。

 

3『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』

社畜さんが幼女幽霊に癒されるという、タイトル通りそれ以上でもそれ以下でもないアニメ。

project No.9×幼女×日高里菜の安定感を感じた。

 

3『リーマンズクラブ』

「バドリーマン」というキーワードの通り、仕事とバドミントンのバランスが良かった。

お仕事モノは好きだしたくさん見てきたけど、実業団との兼ね合いを描く作品はこれまでになかったと思うので新鮮だった。

クライマックスの展開に関しては、宮澄を危機に陥れた専務の言動があまりにしょうもなかったのが気になったけど、最後は綺麗にまとまっていた。

 

3『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期』

相変わらず画が良い。

この手の作品、部活やグループが発足してメンバーを集めて形になるまでが一番面白いみたいなところがあるので、個人的には1期の方が好きだった。

というか元々アイドルものが守備範囲外なので、アイドル活動をバリバリ頑張るという内容になるとどうしてもついていけなくなる。

ただ、そんな2期の中でストーリーの軸となっていたのが高咲侑の成長で、ここに関しては非常に見応えがあった。

 

2『古見さんは、コミュ症です。 2期』

1期を見ている限りでは、只野くんのどこに古見さんに気に入られるほどの魅力があるのか疑問だったけど、片居くんのエピソードで割と好感度が上がった。

2期は登場人物がある程度出揃っているということもあり、只野くんと古見さんの関係性にまつわる話も多かった印象。

「クラスの女子付き合うなら誰?」がめっちゃ好きだった。

 

2『くノ一ツバキの胸の内』

とにかくかわいいキャラクターがいっぱい出てきて、それだけでもう嬉しかった。

これだけ登場人物が多くてそれぞれにきちんとスポットが当たる作品もなかなか珍しい。

「班」という人間関係が強調されているためか、いきなり全員をドバッと紹介しなかったためか、とりあえずキャラクターを次々に見せていくだけのPVのようなアニメになっていないところも良かった。

 

2『デート・ア・ライブIV』

星宮六喰がかわいい。

これで精霊も全員登場し、狂三の過去話から物語はクライマックスへ、というところで衝撃の事実が明かされて終わってしまった。

続きが気になるので5期の放送が楽しみ。

 

2『まちカドまぞく 2丁目』

桃がデレ始めたことでシャミ桃がさらにパワーアップしていたのが最高だった。

新キャラのリコがかわいくて好き。

 

2『RPG不動産』

ファンタジー世界で物件探しというコンセプトは良さそうだったけど、肝心の物件探しの過程が案外あっさりしていて少し拍子抜け。

後半、ファーの正体についての不穏な匂わせが上手くて、毎回続きが気になりながら見ていたら、最後はなかなか衝撃的な展開になって驚かされた。

この手の作品では珍しく、日常パートよりシリアスパートの方が面白いと感じた作品だった。

 

1『カッコウの許嫁』

こういう何をする話なのかよくわからない作品はどうしても苦手意識がある…

タイトルに表れている「取り違え子」という設定がストーリーの軸になると思っていたのに、今のところほとんど活かされていないのが残念。

ここ数話でようやく幸の出番が増えてその辺りも改善されそうなので、2クール目の盛り上がりに期待。

 

最後に来期視聴予定のアニメを期待度順に書いておきます。

よふかしのうた

リコリス・リコイル

プリマドール

それでも歩は寄せてくる

はたらく魔王さま!

シャドーハウス 2nd Season

最近雇ったメイドが怪しい

てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!

むさしの!

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇

彼女、お借りします 第2期

ラブライブ!スーパースター!! 第2期

組長娘と世話係

継母の連れ子が元カノだった

2022冬アニメ感想

冬アニメが終わってしまったので、1作品ずつ感想を書いていきたいと思う。

一応順番はランキングになっているけどまあ目安程度に。

 

4『明日ちゃんのセーラー服』

すごく良いアニメだったけど、色々な要素が入り混じっていて言語化するのがなかなか難しい…

アニメとしてのクオリティが高いというのはもちろんあるとして、他に言えるのはキャラクターたちが非常に魅力的だったという印象。

特に主人公の明日ちゃんのもつカリスマ性とエネルギーがすさまじく、彼女の一挙一動を見ているだけで面白かった。

あと個人的には木崎さんと花緒ちゃんが好きなので、6話が本当に神回だった。

 

4『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』

交番で働く女性警察官たちの日常をコミカルに描いたお仕事モノということで、ジャンルとしては大好物。

文字通り「事件」が立て続けに起こるので、次に何が起こるのかワクワクしながら楽しく見ていた。

もちろん犯罪が関わってくるのでシリアスなシーンもあり、警察ならではのメッセージ性も感じられてとても興味深かった。

 

3『からかい上手の高木さん3』

いつもの日常もいいけど、ちょっと真剣にお互いのことを考えるような時間も増えてきて、絶妙なバランスだった。

さすがに3期ともなると、二人の関係性にも進展が見えてきたというところか。

とはいえ結局一線は越えないわけだけど、劇場版でその辺りがどうなってしまうのかが楽しみ。

 

2『その着せ替え人形は恋をする』

1話を見た時点ではかなり期待していたけど、思いのほかストーリーが弱かった印象。

特に、五条くんが雛人形職人を目指しているという設定がすごく面白そうだっただけに、結局あまり活かされなかったのが残念だった。

というわけで良くも悪くも喜多川海夢を眺めるだけの作品だったけど、それはそれで彼女を好きになれば楽しめるし、実際人気キャラになっているので問題なさそう。

個人的にはあの口調が肌に合わず、語彙力を失った腐女子ネットスラングでしか会話できないオタクのハイブリッドに見えてしまって好きになれなかった…

ジュジュ様はめちゃくちゃかわいかった。

 

2『スローループ』

親の再婚からストーリーが始まるということもあり、「釣り」よりも「家族」の方がメインテーマのように感じた。

とにかく優しいアニメだったけど、その分全体的に薄味で少し物足りなかったので、個人的な好みとしてはギャグか萌えがもっと欲しいところ。

恋ちゃんが良いキャラだった。

 

2『平家物語

山田尚子監督作品ということで、普段なら絶対に見ないジャンル・作風のアニメだけどとりあえず見てみた。

その割には楽しめたと思うけど、アニメどうこうよりも『平家物語』という物語に触れるにあたって歴史や政治に対する興味やリテラシーがあまりにも足りなかった。

これは異世界やファンタジーが苦手な理由にも通じる話で、舞台や設定が現代日本から離れれば離れるほど、飲み込みが遅くなるしのめり込むのも難しくなってしまう…

牛尾憲輔の劇伴が良かった。

 

最後に来期視聴予定のアニメを期待度順に書いておきます。

かぎなど シーズン2

カッコウの許嫁

パリピ孔明

くノ一ツバキの胸の内

阿波連さんははかれない

八十亀ちゃんかんさつにっき 4さつめ

サマータイムレンダ

このヒーラー、めんどくさい

可愛いだけじゃない式守さん

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-

じゃんたま PONG☆

であいもん

社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。

RPG不動産

おにぱん!

デート・ア・ライブIV

古見さんは、コミュ症です。 2期

まちカドまぞく 2丁目

群青のファンファーレ

恋は世界征服のあとで

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON -浅き夢の暁-

其れ、則ちスケッチ。

2021秋アニメ感想

秋アニメが終わってしまったので、1作品ずつ感想を書いていきたいと思う。

一応順番はランキングになっているけどまあ目安程度に。

 

5『かぎなど』

Key原作アニメのキャラが大集結した、鍵っ子必見のギャグアニメ。

1話からいきなり各作品の感動シーンをネタにするし、中の人被りや経験人数などに遠慮なく言及していく辺りはぶっ飛んでいて面白かった。

クロスオーバーならではという点では、あゆ・風子・静流の海産同盟、妹がいるキャラ大集合、主人公会談など夢のコラボレーションが見られて最高だった。

対象作品を追加しながら永遠に続けてほしい。

 

4『先輩がうざい後輩の話』

こういう男女がどうこうみたいなツイッター漫画はちょっと、という先入観の中で1話を見ていたら、最後に流れた『アノーイング!さんさんウィーク!』が曲もアニメーションも良すぎて視聴継続を決定。

続きを見ていたら本編も普通に面白かったし、五十嵐ちゃんはかわいいし、先輩はうざいどころかめちゃめちゃ良い人だった。

そんなことより、一向に進展しなさそうな先輩と後輩の傍らでイチャイチャしてる桜井さんと風間が気になりすぎて。

桜井さんが告白同然のアプローチを仕掛けるたびに声にならない声を上げながら見ていたのでとても疲れた。

 

4『白い砂のアクアトープ』

2クール目はいよいよ社会人編ということで、新キャラも登場したしお仕事モノの本領発揮という感じではあったけど、やっぱりもう一つ盛り上がりが欲しかった。

命を扱う仕事ということで、これまでのお仕事シリーズのように「万策尽きたー!」とかドタバタやっていられないという事情はあるにしても。

まあそれでも、見ていてすごく楽しかったし丁寧で良いアニメだったとは思う。

あと、水族館や海の生き物に興味を持つきっかけにはなったかな、さすがに一人では行けないけど…

 

4『やくならマグカップも 二番窯』

相変わらずひたすらに優しいアニメ。

十子先輩もそうだけど、真土泥右衛門がきちんと掘り下げられたのが良かった。

そういえば1期で焼いていなかったマグカップも最後の最後でようやく出てきて一安心。

 

3『無職転生異世界行ったら本気だす~』

2クール目はとにかくエリスの成長が凄まじく、めちゃくちゃ可愛くて格好良かった。

ドルディア村で子供たちに言葉を教えたり、パウロと喧嘩したルーデウスを慰めたり、ルイジェルドに一人前の戦士と認められたり、最後には…

ストーリーの方も楽しい冒険譚から一転大きな動きを見せていて、これから一体どうなってしまうんだといったところで終わってしまったので、首を長くして2期を待つことになりそう。

 

3『見える子ちゃん』

序盤はみこがヤバいやつを一生懸命スルーするだけのワンパターンなアニメだと思っていたけど、4話がストーリー的にもエロ的にも神回で、そこから流れが変わった気がする。

終盤は毎回続きが気になるような展開で、特に11話の最後でみこが取った行動には驚かされたし感動した。

色々と謎も残ったままなので、続編を期待したい。

 

3『ジャヒー様はくじけない!』

時折ぶっ込んでくる大家とジャヒーの百合が良すぎる。

1クール目に比べると色々なキャラが絡んできて、最後まで飽きずに楽しむことができた。

 

3『ブルーピリオド』

自分の知らない世界について、こういう作品を通して知ることはそれだけで面白い。

佐伯先生と大葉先生という二人の恩師がすごく魅力的なキャラだった。

ただ、この作品は漫画の方が楽しめる気がしたのでいずれ読んでみようかな。

個人的な好みを言うと、ギャグとかわいい女の子がもっと欲しかった。

 

2『古見さんは、コミュ症です。

タイトル的によくある主人公とタイトルロールのヒロインの恋愛モノかと思いきや、個性的なキャラクターがたくさん登場するギャグアニメというのは意外だった。

独特のノリがあまり肌に合わなかったのと、文字演出が多すぎて少しくどく感じてしまったのが残念。

ただ、文字演出も色々と工夫はされていたし、全体的に目新しくて面白い画面ではあった。

 

2『プラオレ!〜PRIDE OF ORANGE〜』

アイスホッケーの魅力があまり伝わって来なかったというか、そもそも題材がアイスホッケーである必要性を感じなかった。

メンバー集めまでは結構ドラマがあって面白かったと思う。

羊子さんが良いキャラだった。

 

2『異世界食堂2』

毎回新キャラが登場しては飯を食って美味いと言うだけのアニメなので、正直1期の後半くらいから少し飽きていた。

終盤は、ねこやが異世界の政治に影響を与えたり、ねこやの成り立ちが明かされたりと、いくつか見どころがあった。

 

1『結城友奈は勇者である-大満開の章-』

バトルシーンがかなり多いうえに、女の子たちがひたすら傷付いていくのが可哀想すぎて見ていられなかった。

まあ元々あまり向いていないジャンルの作品なのでその辺りは仕方ない。

日常パートはかなり好きだった。

 

最後に来期視聴予定のアニメを期待度順に書いておきます。

スローループ

平家物語

明日ちゃんのセーラー服

その着せ替え人形は恋をする

からかい上手の高木さん3

イロドリミドリ

CUE!

終末のハーレム

あたしゃ川尻こだまだよ

異世界美少女受肉おじさんと

リーマンズクラブ

ハコヅメ~交番女子の逆襲~

問題修正から紐解く作問論

今からちょうど1年ほど前、これまでコツコツ作成してはフリバなどで出題してきた青問をきちんとまとめて問題集にしようと突然思い立ち、今年の初めに青問集『Clear Blue』を公開した。

ちなみに無料でダウンロードできるのでまだ読んでいない方は是非どうぞ。

 

自分が作ってきた問題たちと改めて向き合い、問題集として世に出しても恥ずかしくないものにしていく作業はなかなかに大変だったけど、その代わりに得られたものもたくさんあった。

第一に、問題集に収録する価値のある問題を選別するにあたって、「面白い問題とは何か」「この問題の面白さはどこか」ということを深く考えたので、普段の作問でもどのように問題を作成すれば面白くなるのかがわかるようになってきた。

第二に、問題文を手直ししていく中で文章表現の引き出しが増えたので、普段の作問でも文章がまとまらないという理由で没にすることが少なくなった。

第三に、問題ごとに細かい言葉遣いや表記にブレがあったのを統一することができたので、普段の作問でもその辺りで悩むことがなくなった。

 

で、ここからが本題。

そうした作業の中でふと、問題文をより良くより面白くするために修正を加えたとき、その修正には作問者のこだわりが表れているのではないか、という考えが思い浮かんだ。

というわけで、最近修正した問題をいくつか引用しながら、その理由を説明することでちょっとした作問論のような話をしてみる。

時間のある方は、修正前の問題を見て自分だったらどこをどう修正するか考えてみても面白いかもしれない。

 

 

Q.「虹の色を一つ、言ってみろ」と敵に問い、敵が色を答えると「虹の色は虹色だ」と言って理不尽に斬りかかる徳川虹宗を主人公とする、アニメ『多田くんは恋をしない』の作中で放送されている時代劇は何でしょう?

Q.主人公の徳川虹宗(にじむね)が「虹の色を一つ、言ってみろ」と敵に問い、敵が色を答えると「虹の色は虹色だ」と言って理不尽に斬りかかるという流れがお決まりである、アニメ『多田くんは恋をしない』の作中で放送されている時代劇は何でしょう?

A.『れいん坊将軍』

 

これは問題集収録にあたって修正した問題で、修正前の問題には改善すべき点が2点ある。

1点目は、「虹の色を一つ、言ってみろ」という印象的なキーワードから始まるのでピンと来た人はそこでボタンを押したくなるけど、落としが「~する主人公は誰?」なのか「~する徳川虹宗を主人公とする作品は何?」なのかは問題文の後半まで聞かないと判別できないという点。

わざわざ印象的なキーワードを前フリにしている以上、当然作問者としてはそこでバシッと押してもらいたいのに、実際の確定ポイントはその遥か後に配置されているというのでは期待通りの押しをしてもらえなくなってしまう。

2点目は、作品名を問うにしては主人公に対する説明が長すぎるという点。

問題文冒頭から「斬りかかる」までひたすら徳川虹宗の説明をしておいて、突然「を主人公とする作品は何?」と方向転換されてはひっかけ問題もいいところ。

この問題が生まれた原因は、「『れいん坊将軍』自体が作中作なのに、さらにその中の登場人物である徳川虹宗を問うとは考えにくいし、そう答える人もいないだろう」と決めつけて上記2点の考慮を疎かにしたことなので、再発防止策としては「かもしれない作問」を心がけることになる。

ちなみに、『れいん坊将軍』はそのネーミングだけで笑えるし、作中作とはいえ『多田くんは恋をしない』の重要なファクターなので、問題としてはまあまあ気に入っている。

 

 

Q.「巽町(たつみちょう)」「瀧ノ口(たきのくち)」「朧塚(おぼろづか)」など、作中ではドラゴンにちなんだ地名や固有名詞が多く用いられている、カンナカムイやトールといったドラゴンたちが登場するアニメは何でしょう?

Q.作中では、ドラゴンにちなんだ地名として「巽町(たつみちょう)」「瀧ノ口(たきのくち)」「朧塚(おぼろづか)」などが用いられている、カンナカムイやトールといったドラゴンたちが登場するアニメは何でしょう?

A.『小林さんちのメイドラゴン

 

問題集作成以降は基本的に修正の余地がない問題を作成し続けてきたつもりだったけど、つい先日作成・出題したこの問題は完全に失敗だったので出題したあとすぐに修正を加えた。

何が失敗かというと、「巽町」「瀧ノ口」「朧塚」という地名の列挙の部分でボタンが押されることは想定内だったのに、その後の問題文と解答を色々と想像したときに『小林さんちのメイドラゴン』という解答の選択肢は排除される可能性が非常に高いという点。

地名の列挙から最終的に作品名を問うような問題文を普通に想像してみると、"Q.「巽町」「瀧ノ口」「朧塚」などの地名が作中で用いられている、クール教信者の漫画を原作とするアニメは何?"というすごくつまらない問題文になるので、これは自分が解答者でも排除すると思う。

もちろんその後の問題文を完璧に想像できれば解答に辿り着けるけど、この問題で解答者に要求すべきは「ドラゴンにちなんだ地名」→「朧塚」という連想であって、「朧塚」→「ドラゴンにちなんだ地名」という連想はいくらなんでも無理がある。

ただ、今回は単純に考え足らずだったわけではなく、『小林さんちのメイドラゴン』が答えになる問題に対して、修正後の問題のように「ドラゴン」という言葉を冒頭で出してしまうのが憚られたという理由もあった、という言い訳をしておく。

 

 

Q.漫画『けいおん!』のタイトルロゴで「お」の字にデザインされている楽器はギターですが、漫画『けいおん!Shuffle』のタイトルロゴで「お」の字にデザインされている、主人公・佐久間紫(ゆかり)の担当楽器は何でしょう?

Q.かきふらいの漫画で、『けいおん!』のタイトルロゴで「お」の字にデザインされている楽器はギターですが、『けいおん!Shuffle』のタイトルロゴで「お」の字にデザインされている楽器は何でしょう?

A.ドラム(タム)

 

これもつい先日作成・出題した問題で、作問者のこだわりが裏目に出たために修正の必要が生じた珍しい例でもある。

基本的に問題には正解してもらいたいので、ヒントになり得る情報があれば出題後に解説するのではなく問題文に盛り込みたいと考えていて、たとえば修正前の問題ではタイトルロゴを覚えていなくても主人公について少し知識があれば正解できるようになっている。

ただ、「ロゴにデザインされている楽器」はドラムセットのうちタムの部分のみを指すのに対して、「佐久間紫の担当楽器」はドラムセット全体なので、若干のズレを孕んでしまうという弊害もあった。

それでも許容範囲と判断して出題してみたところ「ドラムスティック」という解答が出て、「ロゴにデザインされている楽器」としては明確に異なるので即×にすべきだけど、「佐久間紫の担当楽器」としてならドラムセットの一部なのでもう1回を取るべき、と正誤判定に困ってしまい、さすがに修正することにした。

問題に対して考えられる解答のパターンを想定する力がまだまだ足りないので、もっと経験を積まなければならない。

ちなみに、先頭に「かきふらいの漫画で、」と付け加えたのは、『ばくおん!!』に飛ぶ可能性を排除するという親切のつもり。

 

 

Q.アニメ『けものフレンズ』で、動物や動物だったものと反応するとフレンズが、無機物と反応するとセルリアンが生まれるとされている、ジャパリパークの山から噴出する物質は何でしょう?

Q.生き物や生き物だったものと反応すると「フレンズ」が、無機物と反応すると「セルリアン」が生まれるとされている、アニメ『けものフレンズ』で、ジャパリパークの山から噴出する物質は何でしょう?

A.サンドスター

 

これは作問という行為を始めてまだ半年くらいの頃に作成した問題ということもあり、問題集収録にあたって当然のように修正が入った。

早押しクイズというものは、問題文が読まれる前は万物が答えになり得るという状況から、問題文が読まれるにつれて徐々に考える対象が狭まっていくというのが基本構造であり、その過程が面白さにも繋がると考えている。

修正前の問題を見てみると、開始7文字で万物からいきなり特定の作品の中の話に限定されてしまっていて、「万物の中から自力で検索する」という解答者の楽しみを奪ってしまっている。

もちろん問題文には様々なパターンがあるので一概には言えないけど、今回のような問題文であれば作品名などの重要なヒントはなるべく最後の方まで伏せておきたい。

 

 

Q.三星(みほし)めがねの漫画『恋愛暴君』でグリが所持している、名前を書かれた者同士は24時間以内に必ずキスをするという効果をもつノートの名前は何でしょう?

Q.名前を書かれた者同士は24時間以内に必ずキスをするという効果をもつ、三星(みほし)めがねの漫画『恋愛暴君』でグリが所持しているノートの名前は何でしょう?

Q.三星(みほし)めがねの漫画『恋愛暴君』でグリが所持している、名前を書かれた者同士は24時間以内に必ずキスをするという効果をもつノートの名前は何でしょう?

A.キスノート

 

この問題は修正前の状態で問題集に収録されていて、先日たまたま問題集を開いたときに前の問題で言ったことが守られていないことに気付いて修正したけど、その数分後に修正前が正しいと思い直して元に戻したという複雑な経緯がある。

なぜ前の問題と同じような問題文なのに修正の必要がないかは、2つの問題の出題意図を比較すると明らかになる。

前の問題は「サンドスターは多くの人が知っている」という前提からスタートしていて、そこに対して知識を必要とする前フリを付けた問題。

一方、この問題は「キスノートを知っている人は少ない」という前提からスタートしていて、知っている人がいればもちろん知識で答えてもらっていいし、知らない人は知らない人で推測による解き筋があるということが特徴の問題。

つまり、「『恋愛暴君』でグリが所持していること」は知っている人が知識で答えるためのヒント、「デスノートに似た効果をもつこと」は知らない人が推測で答えるためのヒントであり、当然知らない人よりも知っている人に早くボタンを押してもらいたいと考えると、前者を先に配置するのが正しいということになる。

このように、まったく違うアプローチで作成した問題が結果的に同じような文章構造になることもあるので、特に昔の問題を修正する際は細心の注意を払わなければならない。

 

 

というわけで、問題修正という行為に着目することで、普段自分が作問するときに考えていることの一部を文章化してみた。

実は2年前くらいから解答側よりも作問・出題の方が楽しいと感じるようになってきていて、中でも従来は面倒に思っていた成文化・裏取り・ブラッシュアップなどの下流工程に今では楽しみを見出している。

まあ、プレイヤーとしての自分にあまり期待できないというネガティブな動機もあるけど、それは置いておくとして…

問題集作成をきっかけにその思いも大きくなり、とうとう作問論のようなものを語るところまで来てしまった。

とはいえ未だにクイズ経験が圧倒的に浅いので、もっと積極的にクイズに触れることで自分の作問の糧にしていきたい所存。

これからも良い問題を作れるように頑張っていきたいと思います。

2021夏アニメ感想

夏アニメが終わってしまったので、1作品ずつ感想を書いていきたいと思う。

一応順番はランキングになっているけどまあ目安程度に。

 

5『小林さんちのメイドラゴンS』

相変わらずの神アニメ。

2期になってストーリー展開が落ち着いてきたこともあり、非常に遊び心溢れる作風で、見ていて楽しかった。

元々この作品は結構何でもアリな懐の深さがあるし、まったりした日常から本格的なバトルまで様々な要素がバランス良く詰まっているので、実際スタッフも楽しみながら作っているとか。

特に京アニにとっては久々のTVシリーズということもあるので、それがこの作品だったのは弾みをつけるという意味でも良かったのではないだろうか。

1期のOPが大ヒットしただけに2期はどうするのかと思ったらまさかのラップ調で、しかもこれがまた名曲で、一体fhánaはどこまで進化を続けるのやら…

と、OPに感嘆していたらEDがそれを上回るレベルの神曲でさらに度肝を抜かれた。

 

4『ひぐらしのなく頃に卒』

とにかく鉄平が最高だった。

まさか鉄平のエプロン姿を拝める日が来るとは…

鉄平の使い方もそうだし、終盤の超バトル展開とか、最後にyouを起用するところとか、視聴者が盛り上がることをやっていこうというファンディスクのようなエンタメ性を感じたシリーズだった。

実際盛り上がっていたと思うし、個人的にもかなり楽しめた。

 

3『白い砂のアクアトープ』

P.A.WORKSお仕事シリーズ最新作ということで、題材も作風も好みだし、クオリティーも申し分ない。

一方で『凪のあすから』『色づく世界の明日から』の系譜ということもあり、ファンタジー色が強いことを少し懸念していたけど、その点も問題なさそう。

ただ、今のところストーリー的にはやや盛り上がりに欠ける印象。

SHIROBAKO』も『サクラクエスト』も2クール目から一段と面白くなったし、2クール目のPVを見た感じだとここからガッツリお仕事アニメになっていきそうなので、ひとまずは今後に期待。

 

3『かげきしょうじょ!!』

面白かったけど、何となく捉えどころがないまま終わってしまった気がする。

原作のシーズンゼロにあたる部分と本編にあたる部分で大きく2つのストーリーが1クールに詰め込まれていたし、群像劇かつ回想が多いこともあって色々と慌ただしかったのが原因かもしれない。

ただ、渡辺さらさがすごく良いキャラクターだったので、基本的には彼女を中心に見ていれば大丈夫かな、という安心感はあった。

後ほど原作の方でじっくりと楽しんでみたい。

 

3『カノジョも彼女』

二股ラブコメという新しいジャンル、二股に至るまでの主人公のバカっぷり、ダブルヒロインの可愛さと、つかみは完璧だった。

しかし、中盤でミリカが登場して本来なら勢いづくはずのところでむしろ失速してしまった印象。

ダブルヒロインが可愛すぎてしばらくそのまま見ていたかったところに割って入ってくる3人目だったので、相当魅力的なキャラじゃないとお邪魔虫になってしまうというハードルの高さがあって、それを超えられなかったというところか。

終盤は紫乃の活躍もあってだいぶ盛り返し、特に最終回は素晴らしかった。

 

3『ジャヒー様はくじけない! 』

ジャヒー様を愛でるのがメインのアニメだけに、大空直美がハマり役なのが奏功している。

登場人物が少なくて若干ワンパターン気味なので15分枠でもよかったのではないかと思っていたら、むしろ2クール放送ということで少し驚いた。

ここから飽きさせないように展開していけるのか注目したいところ。

 

3『女神寮の寮母くん。』

何てことのないエロアニメかなと思って見てみたら、絵はかわいいしギャグアニメとしてもなかなか面白かった。

特にデフォルメやコメディタッチの絵が効果的に活用されていた点が印象的かつ好みだった。

エロアニメとしての本分を忘れていないところも評価できる。

 

2『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』

1期で破滅フラグの回避に成功したので、もはやタイトルとは無関係のアニメになってしまった…

そんな中、何故か8話だけが別のアニメになったかと思うくらいの神回。

お見合い回ということで1対1の会話シーンが多いのにまったく飽きさせず、思わず目を奪われる画面作りや劇伴の使い方などの演出が素晴らしかった。

同じく会話シーンが多かった別の回では正直ドラマCDでいいんじゃないかというくらい画面が退屈なこともあったので、なおさら8話が際立っていた。

映画の方は、CMを見る限り破滅フラグや悪役令嬢といった要素が復活しそうな感じなので、割と楽しみ。

 

2『ラブライブ!スーパースター!!』

前作の「ニジガク」はこれまでのシリーズと少し毛色が違って結構好きだったけど、今作はいつものラブライブだなという感じ。

むしろNHKということもあってか、顔芸やコテコテのギャグなどぶっ飛んでるところが減っていて残念…と思っていたら9話はその辺りの要素がてんこ盛りで最高だった。

かのんは外見も内面も含めてかっこかわいいし、すみれは良いキャラしてて好き。

 

1『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON』

1期の終盤辺りから覚悟はしていたけど、ストーリーに全くついていけなくなった。

まあ、3期になったらストーリーが大きく動いて逆にわかりやすくなると信じて待つことにしよう。

 

 

最後に来期視聴予定のアニメを期待度順に書いておきます。

やくならマグカップも 二番窯

かぎなど

ブルーピリオド

無職転生異世界行ったら本気だす~

異世界食堂2

古見さんは、コミュ症です。

見える子ちゃん

180秒で君の耳を幸せにできるか?

終末のハーレム

結城友奈は勇者である-大満開の章-

先輩がうざい後輩の話

SELECTION PROJECT

【聖地巡礼】ゆるキャン△ SEASON2

ゆるキャン△ SEASON2』の聖地巡礼に行ってきた。

当初は伊豆キャン編の聖地を巡礼しようという話だったけど、伊豆だけで丸二日はちょっと飽きるかもしれないという考えと、身延まんじゅうとほったらかし温泉が好きすぎるという思いから二日目は山梨に行くプランを提案。

最終的に、伊豆半島を東から西にぐるっと一周して西伊豆で一泊し、富士宮経由で身延方面に北上して最後はほったらかし温泉で締めるという計画に相成った。

 

ちなみに1期の聖地巡礼はこちら。

 

まず伊東に到着して最初に訪れた聖地は、「飯田酒店」のモデルとなった「広井酒店」。

店内は大量のゆるキャン△グッズで溢れていて、また店主の方は地域全体に『ゆるキャン△』の影響力や経済効果を広めているらしく、まさに聖地巡礼のスタート地点にふさわしい場所だった。

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続いて、稲取細野高原からの三筋山。

作中でススキの名所と紹介されていたけど、真夏なので緑一色。

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少し曇っていたものの見晴らしは最高。

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「伊豆オレンヂの駅」のモデルとなった「伊豆オレンヂセンター」。

ウルトラ生ジュースがマジウマだった。

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昼過ぎに下田に到着し、「Ma-maru」のモデルとなった「Ra-maru」で下田バーガーをいただく。

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実はこのお店、下田を舞台とするアニメ『夏色キセキ』にも登場しており、奇しくも犬山あおいと同じく豊崎愛生が声を演じる環凛子がほぼ同じ席で下田バーガーを食べていた。

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このことは豊崎愛生本人も『ゆるい、キセキ』と称してブログやインタビューなどで触れている。

 

同じく下田のまどが浜海遊公園。

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まさにジオスポット、という神秘的な雰囲気の龍宮窟。

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西伊豆に移動する最中、蛇石峠を通って伊勢海老の看板を回収。

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西伊豆の一か所目は沢田公園。

リンが早朝に抜けがけで訪れた場所だけど、千明とあかりの立て看板が置いてあった。

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続いて堂ヶ島と天窓洞。

地下道に突然でかでかと現れるメインキャラ5人の展示は見もの。

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三四郎島のトンボロは、月の位置的に干潮でも潮位が70cm以上ある日だったのでご覧の通り。

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そして、ちょうど夕陽を浴びて黄金色になる頃に黄金崎に到着。

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「夕陽日本一」のキャッチコピーは伊達じゃない、としまりん様も言っているかもしれない。

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ここで一日目は終了。

土肥温泉の旅館で伊勢海老や金目鯛やサザエやところてんを堪能。

 

二日目はOPにも登場する達磨山からスタート。

結構キツかったけどそれだけの価値は十分にある絶景だった。

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だるま山高原レストハウス

天気は良いのに富士山だけが見えない…

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ここで伊豆に別れを告げ、なでしこがソロキャンに訪れた富士宮へ移動。

 

富士山本宮浅間大社

天気は良いのに富士山だけが見えない…

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なでしこが後ろ髪を引かれていたお宮横丁。

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「佐東」のモデルとなった「お好み食堂 伊東」。

1時間待ちの末の五目しぐれは絶品だった。

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長かった静岡県もこれにて終了、身延線富士川に沿って北上し山梨県へ。

 

最後に、2期で新たに聖地となった斉藤恵那のバイト先のコンビニを巡礼。

1話の最後でなでしこがリンに「旅のおともにカレーめん」を渡した場所でもある。

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さて、あとは身延やほったらかし温泉など定番の聖地を楽しむだけ。

この辺りは過去に2回訪れているのでいつも通り行動するだけと思っていたら、なんと栄昇堂が時短営業になっていて身延まんじゅうを買い逃してしまった…

大間々岬で死にかけた千明たちと同じで、慣れ始めて油断している時が一番危ないということか。

気を取り直してほったらかし温泉に入り、ここでようやく今回の旅行で初めて富士山を拝むことができた。

最後に温玉あげを3個食べて全日程が終了。

 

それにしても、静岡県ゆるキャン△推しは想像以上だった。

広井酒店をはじめとする各商店には必ずゆるキャン△グッズや原作コミックが置かれていたし、西伊豆町は町ぐるみでコラボしているのでジオスポットにもゆるキャン△関連の展示が多く見られた。

このご時世で観光業界も大変だと思うので聖地にはなるべく貢献したいけど、今回の旅行も1か月前から旅館を予約していたということがなければ延期していたかもしれないし、なかなか難しい。

次に聖地巡礼に行けるのはいつになることやら、平穏な日々が訪れるのを待っています。