【感想】少女☆歌劇 レヴュースタァライト

『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』がとても良いと聞いて、TVシリーズを一気見して劇場版まで観てきたので感想を書いてみる。

ただし、今の今までTVシリーズを見ていなかったことからもわかる通り、これまでの感想記事のように大好きな作品について語りたいという感じではないし、作品の考察のようなこともしていない。

むしろ苦手なジャンルの作品を見てみるというちょっとした挑戦において、自分の感じたことをそのまま書き留めるための、文字通りの「感想」。

一応内容のネタバレはしていないつもりだけど、気にする人は読まない方がいいかも。

 

 

まず、そもそもこれまでこの作品を敬遠してきた理由は以下の通り。

・ファンタジー要素が強いから苦手そう

・シュールな世界観や小難しい話がよくわからなさそう

・演劇やミュージカルの素養がないから楽しめなさそう

・声

さて、明らかに向いていなさそうなこのアニメ、果たして楽しむことができたのだろうか?

 

 

TVシリーズの感想

・1~4話

とにかく日常パートがすごく良いというのが第一印象。

キャラもかわいいし、ギャグも面白いし、作画も音楽も良いし、百合もある。

何ならこの感じで普通にワイワイ演劇を頑張るだけのアニメを作ってくれたら、それはそれでかなり好きな作品になりそうな気がする。

一方でレヴューに関してはやっぱりよくわからない…

このキリンは何?

・5話

この回がすごく良かったおかげで、なんだかんだ最後まで楽しめそうだな、と希望を持つことができた。

まひるちゃんの百合っぷりも最高だったし、レヴューのシーンを初めて楽しめたというのが大きい。

この回のレヴューは日常パートのストーリーとリンクしていたから単なるオーディションのためのレヴュー以上の意味があったし、何よりコミカルで面白かった。

・6話

一番好きな回。

主な理由は5話と同じだけど、そもそも香子と双葉のカップリングが好きというのもある。

・7~8話

レヴューにまつわる謎が明かされて衝撃を受けたのはもちろん、こんなに明快で理屈の通った真相があること自体がかなり意外だった。

その辺りはゴチャっとして結局よくわからないまま終わるんだろうと思っていたけど、この様子なら結構面白いストーリーになるのでは。

5~6話が好きな回だったことも相まって、この中盤で苦手意識はかなり薄らいできた。

・9~11話

フィナーレに向けて物語が一気に進み、目が離せない展開。

日常パートが少なくなってしまうのは仕方ないけど少し残念。

・12話

視聴前に抱いていた苦手意識がここに来て少し顕在化してしまったかな、という感じの最終回だった。

7~8話ではこの物語にきちんと理屈が通っていることに喜んでいたけど、やっぱり最後は理屈じゃないんだな、と痛感。

・総括

苦手な部分が多少ありつつも、思っていたよりずっと楽しめたし、良いアニメだった。

ただ、レヴューシーンそのものや星摘み云々の話は比較的どうでもよくて、ほのぼのとした日常パートやレヴューの謎が思いのほかスカッと明かされていくところが好きなので、一般的なこの作品のファンとは少しズレているような気もする。

 

 

続けて『少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』も視聴し、何だか不穏な雰囲気を察しつつも何はともあれ劇場版へ…

 

 

劇場版の感想

正直、1回目に観たときは意味がわからなかった。

とにかくレヴューの連続で、ストーリーらしいストーリーはほとんどなく、当然日常パートもない。

しかも、レヴューについてはTVシリーズで説明がついたはずなのに、それがあっという間に覆されてよくわからないものに逆戻りしてしまった。

本編がそういう感じだっただけに、めばちのイラストでみんなのエピローグを見せてくれたEDは本当に癒しだった…

 

帰ってから色々と情報を集めたり頭の中を整理したりしつつ、まあ一応もう1回くらいは見ておこうかなと考える。

そんな中で非常に刺激を受けたのが、古川知宏監督のインタビュー記事だった。

難解な作品とはうってかわって受け答えは実にわかりやすく、なおかつ重要な情報が盛り沢山。

このインタビューのおかげで、何となくこの映画の理解度が深まった感覚があったし、次に観るときに注目したいところがハッキリした。

 

そして迎えた2回目。

何とこれが、めちゃくちゃ良かった。

特に後半のワイルドスクリーンバロック、どのレヴューも最高にアツいし、一つ一つのセリフが本当にカッコいいし、作画も音楽も素晴らしかった。

というか今回のレヴューは、オーディションのためではなく己の感情をぶつけ合うためのレヴューという点でTVシリーズ5・6話のレヴューに通じるものがあるので、よく考えたら好きで当然だということに後から気付く。

しかしこの問答無用で魂を揺さぶられる体験というものは、後にパッケージ化されたものを家のTVやPCで見てもなかなか得られないと思うので、映画館でしっかりと味わうことができて本当に良かった。

 

では、1回目と2回目で何が違ったのか?

1回目は、頭の中を大量の「?」が支配してしまっていたのがノイズになっていたというか、「一体今何が起こっているのか?」「TVシリーズやロンド・ロンド・ロンドとの繋がりは?」というようなマクロな考えごとをしていたせいで、目の前に見えているものを全力で受け止めることができていなかった。

2回目は、もちろん全体像が見えていたというのもあるし、「わからなくていいこと」「考えなくていいこと」をあらかじめ切り分けることができていたおかげで、余計なことを考えずストレートに作品の熱を感じることができた。

これは、先のインタビューを読んで作品の理解度が深まっていたことが大きかった。

1回目は、TVシリーズの個人的見どころと劇場版の見どころが全く違うことを理解しておらず、綺麗に筋の通ったストーリーを期待してしまっていた。

2回目は、もっとシンプルにキャラクターを、その魂の叫びを、理屈ではなく心で感じるんだ、という覚悟で臨むことができた。

これは、先のインタビューで読んだ古川監督の『今回の劇場版は「ヤンキーマンガ」だと思って見てください。』という言葉が大きかった。

1回目は、なるべく画面全体が満遍なく見渡せるように映画館の中央付近の座席を選び、「映像作品」を鑑賞するつもりでいた。

2回目は、画面と音響をとにかく大迫力で浴びるためにかなり前方の座席を選び、観客である自分自身も含めて「生き物」としての劇を体験する心構えがあった。

これは、先のインタビューで読んだ古川監督の『映画を「鑑賞する」というよりも、ライブエンターテイメントを「観劇する」感覚で見ていただきたいなと思って作っています。』という言葉が大きかった。

 

そして、3回目は心だけでなく少し頭も働かせて、セリフや絵の意図を汲み取りながら観ることにした。

すると、新たな発見があったり、合点がいくところが段々と増えたりして、また一段とこの映画を楽しむことができた。

もちろん、まだまだ理解できていないことやそもそも正解なんてないこともたくさんあるだろうけど、ひとまず自分なりにこの映画を受け止め切ることができたと思う。

 

 

というわけで、結論。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト』、重い腰を上げて見た甲斐があった、とても良い作品だった。

見る前にあれだけぶつくさ言ってた人間でもこれだけ楽しめたんだから、特に苦手意識のない普通のオタクたちがこぞって絶賛するわけだ。

これからは食わず嫌いせずにもっと色々な作品を見てみようと思います。

2021春アニメ感想

春アニメが終わってしまったので、1作品ずつ感想を書いていきたいと思う。

一応順番はランキングになっているけどまあ目安程度に。

 

4『スーパーカブ

奇しくも昨クール放送されていた『ゆるキャン△』『のんのんびより』を彷彿とさせるような、スローテンポな雰囲気の作品。

女の子たちが何かにハマる話もぼっちに友達ができる話も大好物なので、ジャンルとしてはどストライクだった。

キャラクターの表情がとても魅力的で、特に小熊の笑顔が良かった。

時折見せる「にへら」とも「にんまり」とも「にやにや」ともつかない笑顔や、礼子のようにニカッと笑った笑顔が非常に印象的。

そもそも、一見無口無表情キャラかと思いきや一人の時は結構感情が顔に出ちゃうのがかわいい。

独特な空気感も相まって、思わず作品の中に引き込まれる良いアニメだった。

 

4『やくならマグカップも』

岐阜県多治見市が地域活性化の一環として立ち上げたプロジェクトで、多治見を舞台に女子高生たちが陶芸に打ち込むという内容の作品。

これも女の子たちが何かにハマる話なので、もちろん大好物。

キャラクターもかわいいし、家族愛や友情が感じられる温かいアニメだった。

OP・EDが神曲

 

4『ゾンビランドサガ リベンジ』

1期ではあまり触れられなかったゆうぎりの生前がようやく描かれてよかった。

それにしても最終回、CMなしノンストップでライブシーンをたっぷり描き切った矢先、最後にとんでもない新展開を匂わせて終わるとは…

相変わらず何かやってくれそうなワクワク感のある作品だと思わされた。

 

3『灼熱カバディ

マイナースポーツを題材とした作品ということで、以前からタイトルだけで気になっていた作品だったけど、なかなか面白かった。

まずは何と言ってもカバディという競技そのものの魅力がかなり伝わったし、物語としてもアツい展開が盛り沢山だった。

しかし、女性キャラクターが一切登場しなかったな…

 

3『シャドーハウス』

とにかくエミリコがかわいい。

シャドーという独特の設定や世界観が目を引くけど、ストーリーとしては次々と襲いかかる危機的状況にエミリコたちが立ち向かっていく、という爽快な奮闘劇

シャドー家の掟によって生き人形同士や生き人形とシャドーの関係性に一線が引かれる中、天津爛漫なエミリコの健気さがみんなに伝播して段々と絆が生まれていく様子がとても微笑ましかった。

もちろん、シャドー家の秘密にまつわる展開もなかなか興味深かった。

 

2『ましろのおと

とにかくマイマイがかわいい。

コミカルなシーンもそれなりにあったけど、やっぱり主人公の澤村雪がずっと何かしらに悩みっぱなしということもあって、全体的に雰囲気が重かった。

あとは、肝心の三味線にまつわる話が感覚的すぎていまいちピンと来なかったので、もう少し初心者向けに具体的な説明をしてもらえると助かる。

 

2『戦闘員、派遣します!』

とにかくアリスがかわいい。

どうしてもこのすばを引き合いに出されてしまうのは酷だけど、単純にギャグがそこまで笑えなかった。

一方で、基本的に登場人物がみんなぶっ飛んでるところはこのすばと共通して面白い点だった。

キサラギ幹部組の話をもっと見たかった気持ちもある。

 

 

 

最後に来期視聴予定のアニメを期待度順に書いておきます。

小林さんちのメイドラゴンS

ひぐらしのなく頃に

白い砂のアクアトープ

かげきしょうじょ!!

カノジョも彼女

ぼくたちのリメイク

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X

ラブライブ!スーパースター!!

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON

ジャヒー様はくじけない! 

チート薬師のスローライフ異世界に作ろうドラッグストア~

女神寮の寮母くん。

探偵はもう、死んでいる。

死神坊ちゃんと黒メイド

Sonny Boy

【感想】氷菓

今更ながら『氷菓』を真剣に見直したら、これは今まで思っていたよりももっと素晴らしい作品だと気付かされた。

というのも、最近家にあるBDのスタッフコメンタリーを片っ端から聞くという活動を始めていて、『響け!ユーフォニアム』に次ぐ2作品目として選んだのが『氷菓』だった。

武本康弘賀東招二の軽妙なコメンタリーを聞きながら愚者のエンドロール編を見ていたとき、ふと「あれ、もしかして氷菓ってかなり良い作品では?」と思ったのがきっかけだった。

で、そこから原作を全部読み直して、アニメを全話見て、あまりの面白さに軽い放心状態になるアレを久々に体験することとなった。

なるほどこれが「ガツンとやられる」というやつか、などと思ったりもしたけど、冷静に考えると以前見たときに「面白さを感じ取るアンテナが低かった」だけなのでは…

何はともあれ、きちんとこの作品の良さを理解できて本当に良かった。

 

氷菓』という作品は、「日常の謎」と「ほろ苦さ」という大きな二つの軸があり、「ウィットに富んだセリフ」や「魅力的なキャラクター」といった要素が脇を固めている作品だなと考えたところで、何かに似てると思ったら『響け!ユーフォニアム』だった。

氷菓』における「日常の謎」という軸は、『響け!ユーフォニアム』における「弱小部活動のサクセスストーリー」という軸に対応する。

そして、「日常の謎」すなわち「ミステリー」も、「弱小部活動のサクセスストーリー」も、長い伝統の中で「型」や「王道」が確立され、「わかりやすい面白さ」という共通認識が形成できている点が共通している。

「ほろ苦さ」については言わずもがな、ネガティブな部分も含めた人間の感情の機微を描くのは『響け!ユーフォニアム』のお家芸と言ってもいい。

まあ、ユーフォの視聴者の心を直に抉ってくるようなリアルで生々しい感じは無二と言っていいものがあるけど、方向性としては間違いなく共通しているだろう。

「ウィットに富んだセリフ」という感想はそもそも『氷菓』以外の作品でなかなか感じたことがないけど、「センスのいいユーモアが適度に散りばめられている」という意味では共通しているかもしれない。

「魅力的なキャラクター」は…自分で言っておいてなんだけど良い作品のキャラクターはだいたい魅力的なのでこれは何とも言えない。

つまり、「わかりやすい面白さのあるストーリーを展開しつつ、人間の感情の機微を丁寧に描写し、ユーモアも欠かさない作品」が好きなんだということを改めて認識することができたのは大きな収穫だった。

 

今回の視聴で特に面白さを実感した愚者のエンドロール編の好きなところを大きく3つ取り上げてみる。

折木奉太郎の屈託

愚者のエンドロール編を見て、まず印象に残るのは何と言ってもここだろう。

特に語ることはないけど、意見が割れるらしい「それを聞いて、安心しました」という奉太郎のセリフの真意について、個人的には「自己評価が間違っていなかったことに安心した」と解釈している。

・入須、本郷、江波、折木供恵…幾重にも重なるそれぞれの思惑

愚者のエンドロール編の、ミステリーとしての核心はここではないだろうか。

表面上は「入須がミステリー映画の真相解明を依頼してきた」というスタンスで描かれてきた話が、実は色々な人の色々な思惑が複雑に絡み合っていたということが終盤になって明かされていく。

特に入須に関しては、古典部に見せていた態度、奉太郎が辿り着いた真実、供恵に見抜かれた心理の、少なくとも3段階の思惑を持ち合わせていたことになる。

この辺りのストーリーの作り込みには脱帽せざるを得ない。

千反田える千反田えるらしさ

愚者のエンドロール編ではウイスキーボンボンで酔っ払ってポンコツっぽい役回りに見えた千反田えるだけど、一方で彼女らしさが存分に発揮されていた話でもあった。

一つは、映画に対するアプローチ。

摩耶花、里志、えるが、順に『万人の死角』が本郷の脚本ではないと主張する流れで、えるだけがまったく違う視点で物事を考えていたことが明らかになる。

それが実に千反田えるらしくて、千反田えるという子がより一層好きになった。

もう一つは、最後のオチ。

この話のオチとして語られる、えるが中城、羽場、沢木口の案に納得していなかった理由が、これまた実に千反田えるらしく、かつきちんと伏線を回収していてとても美しい。

それに対して奉太郎が一言「お前らしいな」と言った瞬間、この物語が完璧に締まった感じがして、思わず「あ、これがオチるということなんだ」と唐突にすべてを理解した気持ちになってしまった。

 

今回、原作最新刊の『いまさら翼といわれても』をまだ読んでいなかったことに気付き、いまさら初読することになってしまったんだけど、『わたしたちの伝説の一冊』と『長い休日』が本当に良かった。

ネタバレが憚られるというのと、アニメならともかく小説の感想を述べるというのはまったく自信がないので多くは語らないけど、やっぱり原作も絶対に読んだ方がいい。

しかし、5年前に発売された最新刊を読んでいなかったくせに、いざ読んだら続きが待ち遠しくて仕方なくなってきた。

次の新刊が出るのは一体何年後になるのだろうか……わたし、気になります

某所に提出した野球語りまとめ

プロ野球で思い出に残っているシーン3選

 

・亀井 怒りと涙の逆転サヨナラ3ランホームラン

第1打席、8回裏3-3、一死三塁で前を打つマギーが敬遠されて亀井は凡退。

第2打席、10回裏3-3、二死三塁で前を打つマギーが敬遠されて亀井は凡退。

第3打席、12回裏4-5、一死二塁で前を打つマギーが敬遠される。

まだ申告敬遠がなかった時代、ネクストバッターズサークルでは亀井が憤怒の表情を見せる。

そして打席に入り迎えた3球目、亀井の放った打球はライトスタンドへ飛び込み、サヨナラ3ランホームランとなった。

ホームインの直前、亀井の目からは涙が溢れ、出迎えた高橋由伸監督に抱きかかえられる。

そして、3打席連続で敬遠されたマギーがチームメイトをかき分けて亀井と熱い抱擁。

最後は坂本に頭をポンポンされ、ベンチの奥に下がっていった。

その後、涙が止まらないまま亀井はお立ち台へ。

「最後打てなかったら、命取られると思って、それぐらいの気持ちでいきました」という名言も飛び出し、ファンは惜しみない拍手を送った。

 

・岡本 シーズン最終打席で3割30本100打点達成

2018年シーズン、史上最年少での3割30本100打点が見えていた岡本。

打率はほぼ達成確実、ホームランは達成済み、残るは打点を6稼ぐのみという状況で迎えたシーズン130試合目。

第4打席、岡本はインコースのボールをスイングしかけたが、ボールはそのまま右手に直撃し、右手がバットとボールの間に挟まれるという最悪の形になった。

残りのレギュラーシーズン出場は絶望的かと思われたが、翌日のスタメンには4番・岡本の名が。

巨人ファンは安堵するものの、岡本の右手に巻かれたテーピングは死球のダメージを如実に物語っていた。

そして結局、死球以降の12試合で岡本はたったの3打点しか稼ぐことができなかった。

それもそのはず、後に明かされることになるが、この死球で岡本は右手小指を骨折していたのである。

そのような状況で迎えたシーズン最終戦

第3打席で死球以来のソロホームランを放ち、一死二塁で迎えた8回表の第4打席。

100打点達成のためには、おそらく最終打席となるこの打席でもう一本ホームランを打つしかない。

多くのファンはホームランを祈る一方、そんな出来すぎた話もあるまいと思っていただろう。

しかし、振り抜いた打球は見事に左中間スタンドへ突き刺さった。

シーズン最終打席でのホームランは、岡本和真という男が正真正銘のスターであることを確信させる一打となった。

 

・ありがとう慎之助 坂本40号&阿部ックホームラン

阿部慎之助の引退を飾るため、「ありがとう慎之助」と銘打ったこの試合。

2回表には澤村と阿部がバッテリーを組み、2012年日本シリーズ第2戦の頭ポカリ事件を再現するなど盛り上がっていた。

そして2点ビハインドで迎えた4回裏、2番坂本は自身初の大台となる40号ソロホームランを放つ。

ネクストバッターズサークルに出てきていた4番の阿部は右手で「4」を示し、ダイヤモンドを一周した坂本を出迎える。

一方の坂本は阿部に向かって、この日ユニフォームの右肩に付けていた「ありがとう慎之助」のワッペンを見せ、一礼した。

持ち前のスタイルの良さも相まって、このときの坂本の姿はさながら執事のお辞儀のようで非常に様になっていた。

さらに、直後の打席で阿部は通算406号となる同点ソロホームランを放ち、新旧キャプテンのアベックホームランで特別な試合に花を添えたのであった。

 

 

あの助っ人外国人覚えてる?

 

巨人 ギャレット・ジョーンズ

 

もしかしたら巨人ファンよりも横浜ファンの方が覚えているかもしれません。

そんな彼の特徴が最もよく表れているのがこちらのデータです。

 

2016年シーズンの球場別成績

東京:56試合 .222 05本

甲子:13試合 .222 02本

横浜:13試合 .467 10本

名古:12試合 .244 00本

松田:09試合 .355 03本

神宮:09試合 .206 05本

 

そう、彼はとにかくハマスタでよく打つ選手でした。

何と言っても6/26の3打席連続ホームランは強く印象に残っています。

 

もう少し紹介しておくと、彼はメジャー8年間で122本塁打を放ち、34歳で巨人に入団しました。

高橋由伸監督の初陣となる開幕戦では4番に座り、巨人助っ人史上初の来日1年目開幕戦4番打者となりました。

開幕3戦目では8回裏1-2からの来日第1号逆転2ラン、9/22には9回裏2-3からの逆転サヨナラ2ランなど、一発で試合を決めてくれる選手でした。

なお、翌2017年シーズンは外国人枠の関係もあって1軍での出場機会がなく、残念ながら自由契約となりました。

 

2016年シーズンのハマスタでのみ活躍した助っ人外国人、僕は結構好きでした。

好きなアニメ神回5選

 ・Angel Beats! 第10話「Goodbye Days」

 

ちょうど2010年頃からアニメを見始めたので、この回が人生で初めて出会った「神回」ということもあり、「神回」と言われると真っ先に思い浮かびます。

有名な回なので特に説明することもありませんが、とにかく後半が泣けます。

いつも明るいユイがずっと抱えていた生前の心残り、それを受け止める日向の漢気、夢見る来世での出会い。

その名シーンを飾る挿入歌の『一番の宝物』がすごく好きで、今でも泣けるアニソンランキングでは堂々のNo.1です。

 

もちろん前半のギャグパートもめちゃくちゃ面白くて、天使ちゃんの天然ボケや男共のバカっぷりなど、この作品を彩る要素がいい仕事をしています。

そして何と言っても、かわいくて元気で真っ直ぐでハチャメチャなユイの魅力が溢れています。

 

まさに笑いあり涙あり、「神回」という言葉にふさわしいと思います。

 

 

響け!ユーフォニアム2 第十回「ほうかごオブリガート

 

この回の見どころは後半で久美子があすかに部活に戻ってくるよう説得するシーンですが、前半にある姉・麻美子との会話がその手助けになるという構成が実に美しいです。

 

麻美子はこれまで、自分の気持ちややりたいことを我慢して、親の期待通りの人生を歩んできました。それが頑張ること、大人になることだと勘違いしていたからです。

でも、大人ぶって我慢しても後悔するだけ、と自らの失敗を久美子に語り、これからは家を出て自分のやりたいことをやるという決意を告げます。

奇しくも、麻美子が歩んできた道は今まさにあすかが歩もうとしている道と重なり、麻美子の後悔と決意を聞いた久美子はあすかの説得を試みます。

 

しかし、簡単に説得されるようなあすかではありません。あすかの言葉や行動は客観的に見れば常に正しく、久美子はあっという間に説得の言葉を失ってしまいます。

ここで久美子にもう一度エンジンをかけたのは、麻美子の「後悔のないようにしなさいよ」という言葉でした。

 

ここからの久美子は一転、理屈も正しさもかなぐり捨てて、子供のわがままのようにとにかく自分の気持ちを愚直に伝えます。

子供のわがままだっていい。大人ぶって我慢しても後悔するだけだと麻美子が言っていたから。久美子はそれをあすかにも伝えます。

その言葉はあすかの心を動かし、あすかは努力の末に部活への復帰を果たします。

 

神回だらけの本シリーズですが、前述した話数内での構成の素晴らしさを評価し、この回を選びました。

 

 

ハイキュー!!セカンドシーズン 第8話「幻覚ヒーロー」

 

何と言ってもこの回のメインは中盤のツッキーと山口です。

烏野高校のチームメイトたちが進化を続ける中、一人「たかが部活」にそこまで必死になることに意味を見出せないでいたツッキー。

そこで、いつもクールで格好いいツッキーに小学生の頃から憧れてきた山口は、ツッキーに「カッコ悪い」と言い放ちます。

 

実はこの回の序盤には2つの回想シーンがあり、そこでは「カッコ悪いことは絶対やらない」と日向から評されるツッキーの人物像が強調されていました。

山口の回想では、ツッキーがイジメっ子と山口に対して「カッコ悪」と言う二人の出会いが描かれます。

ツッキーの回想では、ツッキーに「たかが部活」という意識を強烈に植え付けた出来事が描かれますが、ツッキーが兄に対して「カッコ悪い」と思うところで回想が終わります。

 

そしてその後も山口の熱弁に心を揺さぶられたツッキーは、山口に「お前、カッコ良いよ」と言います。

 

驚くべきはここからです。

普通の少年漫画だったら、ここでツッキーが心を入れ替えてバレーを頑張る、という展開になりそうなところですが、ツッキーは違います。

山口の言葉を受け入れたうえで、「でも、納得はできない」と言い残し、別のバレー馬鹿たちに「どうして必死にやるんですか?」と質問しに行きます。

この行動が本当にツッキーらしくてすごく好きです。

どんなに心を揺さぶられても、必ずどこかで冷静かつ理性的に物事を考えている。これが、ツッキーが「烏野の理性」たる所以。

だから、山口の思いはわかるしカッコ良いと思うけど、精神論や根性論だけで自分の行動を変えることはできない。

みんなが何故そこまで必死にやるのか、何故そんなに頑張れるのか、きちんと理由を分析して納得して、初めて自分の行動を変えるという決断を下すわけです。

 

そして、ここからツッキーは変わり、ベストエピソード投票で第1位に輝いた『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』第4話「月の輪」というまた別の神回に繋がっていきます。

 

 

けものフレンズ 第12話「ゆうえんち」

 

まず、このアニメのテーマの一つは「みんな違って、みんないい」みたいなものだと考えています。

かの有名な「フレンズによって得意なこと違うから!」というセリフがその象徴です。

 

この回の話をすると、セルリアンを倒すためにこれまでに出会ってきた仲間たちが集うシーンがあって、この展開はもう問答無用で胸が熱くなります。

ここで、それぞれのキャラクターが自分の個性や長所を生かしてセルリアンに攻撃するところがすごく好きです。フレンズによって得意なこと違うから。

 

ただ、この作品がすごいのは「みんな違って、みんないい」で思考停止しないところです。

物語の序盤、身体能力はダメダメでも優れた知能を持つかばんと、身体能力は優れているけどおつむが弱いサーバルという対比がよく描かれている通り、二人はお互いの長所と短所を補い合う関係にあります。

しかし、この回にはかばんがサーバルを、サーバルがかばんを、それぞれセルリアンから救うシーンがありますが(前者は厳密には11話)、そのときに二人がとった行動は元々二人が苦手としていたことです。

つまり、二人は旅の間ずっとお互いの良い所を見て、真似して、吸収して、努力して、自分のものにしたということがわかります。

そんなことに思いを馳せながら紙飛行機のシーンを見ると、思わず感極まってしまいます。

 

その後のボスのシーンも泣けるシーンかと思いきやここで一転ギャグに切り替わり、最後はゆうえんちで大団円というところも、何とも『けものフレンズ』らしくて素晴らしい最終回だったと思います。

 

 

・群れなせ!シートン学園 第2話「なぜ雌達は○○○を口にするか -ユカリとミユビとクルミの話-」

 

恥ずかしながら放送開始当初はこのアニメを見る予定はなかったのですが、ある日友人を家に招いてテレビを見ていたらちょうどこの回が放送されていて、友人の提案でそのまま見てみました。

すると、あまりの面白さに衝撃を受け、そのままそのクールの(個人的)覇権アニメとなりました。

そういう特別な経緯もあって、この回を「神回」と認定しています。

 

Aパートはコアラのユカリの話で、とにかくキレのあるギャグがテンポ良く繰り出されるところに引き付けられます。

コアラの生態がきちんと反映されたオチも見事に決まっていて、ギャグアニメとして非常に完成度が高いです。

Bパートはネコのクルミナマケモノのミユビが初登場する話で、こちらはキャラのかわいさが際立ちます。

この作品は出てくるキャラがみんなすごくかわいいところも魅力で、個人的にはランカとミユビが好きなのでこのBパートもお気に入りです。

ちなみに、ケモナーじゃなくても全然大丈夫です。

 

とにかくギャグアニメが好きな人はまずこの回だけでも見てみてください。

そしてハマったら全話見てください。よろしくお願いします。

某所に提出したオタク語りまとめ

2010年以前の好きなアニメ5選

 

ハヤテのごとく!

2007年 SynergySPなど

オタクになるきっかけとなった名作。登場人物が多いのにみんなキャラが立っていて魅力的。特に1期の、パロディメタネタ何でもありのハチャメチャっぷりが最高。

けいおん!

2009年 京都アニメーション

かわいい女の子たちの会話劇が心地良く、それだけでもまったく飽きが来ない名作。もちろん高クオリティの演奏シーンや豊富な劇中歌など、音楽をテーマとしている作品ならではの魅力もたっぷり。

Angel Beats!

2010年 P.A.WORKS

個人的には麻枝准のギャグが最も冴えていると感じた名作。泣きアニメとしても秀逸で、10話はもちろん賛否両論の最終話も大好き。

CLANNAD

2007年 京都アニメーションなど

家族愛、きょうだい愛、友情など、人と人との関わり合いをエモーショナルに描き切った名作。「人生」と称されるのも納得。

バカとテストと召喚獣

2010年 SILVER LINK.

バカ達が繰り広げるギャグと、試験召喚戦争におけるバカ達のジャイアントキリングが面白い名作。もちろん恋愛やアツい友情などの要素もあり、見どころ満載。

 

 

2010年以前の好きなキャラ5選

 

鷺ノ宮伊澄

ハヤテのごとく!』 CV:松来未祐

おっとりボケボケしたところがかわいい。しかも何気に作中屈指の強キャラで、いざという時にめちゃくちゃ頼りになるところがカッコいい。

イリヤ(イリヤスフィール・フォン・アインツベルン)

Fate/stay night』 CV:門脇舞以

幼女らしい無邪気さと、最強のマスターとしての冷酷さを併せ持った天使。先日公開された『Fate/stay night [Heaven's Feel] III. spring song』での活躍には涙を禁じ得なかった。

・エルシィ(エリュシア・デ・ルート・イーマ)

神のみぞ知るセカイ』 CV:伊藤かな恵

愛すべきポンコツ悪魔。「神にーさま~」と健気についてくるところもかわいい。

琴吹紬

けいおん!』 CV:寿美菜子

放課後ティータイムの中では常識人ポジション…と思いきや、謎のボケをかましたり、世間知らずだったり、百合女子だったり、実は一番ぶっ飛んでるというギャップが最高。

・中原岬

NHKにようこそ!』 CV:牧野由依

年下なのに「…だよ」「…だからね」口調なのがかわいい。「ヒロイン」という言葉にこだわるのであればこの5人の中でも頭ひとつ抜けているかもしれない。

 

 

好きなアニメOP30選(視聴済TVアニメ限定)

 

・心絵/ロードオブメジャー/メジャー

・ebullient future/ELISA/ef - a tale of melodies.

Juicy Extacy/Little Non/アキカン!

・Treasure/碧陽学園生徒会/生徒会の一存

LEVEL5-judgelight-/fripSide/とある科学の超電磁砲

比翼の羽根/eufonius/ヨスガノソラ

ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C/ヒャダイン/日常

・るーるぶっくをわすれちゃえ/ULTRA-PRISM with 白玉中学校女子ソフトテニス部/そふてにっ

oath sign/LiSA/Fate/Zero

・Authentic symphony/ちょうちょ/ましろ色シンフォニー

・お後がよろしくって…よ!/極♨落女会/じょしらく

恋は渾沌の隷也/後ろから這いより隊G/這いよれ!ニャル子さんW

・せーのっ!/情報処理部/ゆゆ式

秘密の扉から会いにきて/田村ゆかり/のうりん

・OVERLAPPERS/Qverktett:||/異能バトルは日常系のなかで

・Ring of Fortune/佐々木恵梨/プラスティック・メモリーズ

・ファッとして桃源郷/新庄かなえ/てーきゅう 4期

ハコネハコイリムスメ/petit milady/温泉幼精ハコネちゃん

・ちょちょちょ!ゆるゆり☆かぷりっちょ!!!/七森中ごらく部/ゆるゆり さん☆ハイ!

虹を編めたら/fhána/ハルチカハルタとチカは青春する~

・最Ψ最好調!/でんぱ組.inc/斉木楠雄のΨ難

ワガママMIRROR HEART/大橋彩香/政宗くんのリベンジ

ヒトリゴト/ClariS/エロマンガ先生

・GAMERS!/天道花憐&星ノ守千秋&亜玖璃/ゲーマーズ!

・ぼなぺてぃーと♡S/ブレンド・A/ブレンド・S

・カラーズぱわーにおまかせろ!/カラーズ☆スラッシュ/三ツ星カラーズ

・†吸tie Ladies†/ソフィー・トワイライト、天野灯、夏木ひなた、エリー/となりの吸血鬼さん

・気ままな天使たち/わたてん☆5/私に天使が舞い降りた!

・カワキヲアメク/美波/ドメスティックな彼女

・乙女どもよ。/CHiCO with HoneyWorks/荒ぶる季節の乙女どもよ。

 

 

好きなアニメED15選(視聴済TVアニメ限定)

 

・オレンジ/逢坂大河櫛枝実乃梨川嶋亜美/とらドラ!

曲単体としてもすごく良いし、アニメ本編を思い出して泣ける曲

Lovely Girls Anthem/麻生夏子/探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕

気持ちの良いインストに、カッコよさとカワイさを兼ね備えた歌が合わさった曲

INSIDE IDENTITY/Black Raison d'être/中二病でも恋がしたい!

中二病の苦悩や叫びをロックに歌い上げた、情熱のこもった曲

・花雪/smileY inc./ハナヤマタ

ハナヤマタらしい和のテイストを織り込みつつ、エモさの滲み出る曲

・CANDY MAGIC/みみめめMIMI/山田くんと7人の魔女

切ないメロディにタカオユキの歌声がマッチしている曲

Honey♥Come!!/小倉唯/城下町のダンデライオン

間奏~Cメロ~ラスサビの展開と編曲が天才すぎる曲

・明日でいいから/Happy Clover/あんハピ♪

歌詞も相まって子守唄にちょうどよさそうな、優しさ溢れる曲

・ぼくのフレンド/みゆはん/けものフレンズ

裏声の響きがとても心地良く、悲しげながらも爽快感のある曲

・楔/Baby's breath/天使の3P!

インストがカッコよすぎて、特に間奏~Cメロは思わず脳汁が出る曲

グッドラック ライラック/GATALIS/アニメガタリズ

田中秀和のキャッチーなメロディに、効果的な合いの手がスパイスとなっている曲

・ふゆびより/佐々木恵梨/ゆるキャン△

友人とまったりキャンプでもしているかのような、スローライフ感溢れる曲

・涙はみせない/こみっくがーるず/こみっくがーるず

落ち着いた優しいメロディと小気味良いリズムが癖になる曲

・hectopascal/小糸侑、七海燈子/やがて君になる

KawaiiFutureBassに近い、キラキラしたサウンドとボーカルチョップが特徴的な曲

・ORDINARY LOVE/逢田梨香子/川柳少女

しっとりとした曲調ながらもブレイク~サビの盛り上がりが素晴らしい曲

・よいまちカンターレ/コーロまちカド/まちカドまぞく

中毒性の高いメロディとリズミカルな歌詞で耳から離れなくなる曲

 

 

ハヤテのごとく!のヒロインで打順組んだww

 

運動というか戦闘能力が異常に高いキャラと、

お嬢様ゆえに運動神経が壊滅的なキャラが多い

両極端な作品なのでなかなか苦労した。

 

チーム名:三千院キューティー

アニメ4期『ハヤテのごとく!Cuties』より。

三千院家がオーナーという時点で強い。

 

1 中 水蓮寺ルカ

 歌って踊れるスーパーアイドルなので

 運動神経は抜群。俊敏さを活かして

 1番センターに起用。

2 右 春風千桜

 生徒会でも書記としてヒナギクを支える

 千桜を2番に起用。パーフェクトメイドの

 洞察力を生かして強力クリンナップに繋ぐ。

3 遊 桂ヒナギク

 ご存じ完全無欠の生徒会長を剣術の腕前から

 3番に起用。どうせショートも超上手い。

4 捕 マリア

 4番にはもちろんこの人、完璧超人メイド。

 守備ではメイドとしてのスキルを活かし、

 投手の良さを引き出して打者を手玉に取る。

5 三 桂雪路

 特に金が絡むと驚異的な戦闘能力を発揮する

 ハチャメチャ教師を5番に起用。

 馬鹿力を活かした長打に期待。

6 一 ソニア・シャフルナーズ

 クリンナップにも引けを取らない戦闘能力を

 持つハチャメチャシスターを6番に起用。

 チーム唯一の外国人枠。

7 左 愛沢咲夜

 運動神経が良さそうなのでお嬢様組唯一の

 スタメン入り。ハリセンを用いたツッコミで

 鍛えたリストの強さをバッティングに活用。

8 二 西沢歩

 ヒナギクと二遊間を組めるキャラはやっぱり

 歩しかいない。自転車二人乗りで殺し屋の

 車から逃げ切ったこともある脚力が持ち味。

9 投 綾崎ハーマイオニー

 そしてエースはこの人。ヒロインだってば。

 作中屈指の運動能力で打者をねじ伏せる。

守護神 鷺ノ宮伊澄

 文字通り守護神っぽいし、光の巫女の

 チートじみた能力で滅茶苦茶な球を投げる。

 なお、極度の方向音痴のため守備・走塁は

 できないもよう。

 

 

好きなアニメ神回5選

 

長いので明日別記事にて。

 

 

オススメの未メディア化漫画

 

・あつまれ!ふしぎ研究部

 

侵略!イカ娘』の安部真弘(あんべまさひろ)の最新作。

週刊少年チャンピオン』にて連載中で既刊9巻。

 

催眠術、マジック、オカルトと、ふしぎなことに興味がある変わり者の女子3人が寄せ集められた「ふしぎ研究部」に、主人公の五領大祐が半強制的に入部させられるところから物語が始まる。

ふしぎを研究したり、大祐を実験台にして遊んだり、ちょっとエッチなトラブルに巻き込まれたり、といった「ふしぎ研究部」のゆるい日常を描いたギャグ漫画。

 

相変わらず、1話完結のギャグ漫画として非常にクオリティが高い作品。

クスっとくる感じと綺麗なオチが癖になるところは前作『侵略!イカ娘』に近いものがある。

加えて女の子たちのかわいさがピカイチで、前作にはなかったお色気ネタも魅力。

 

イカ娘が好きな人はもちろん、そうでない人も是非ご一読を。

2021冬アニメ感想

冬アニメが終わってしまったので、1作品ずつ感想を書いていきたいと思う。

一応順番はランキングになっているけどまあ目安程度に。

 

5『ゆるキャン△ SEASON2』

1期の時点で社会現象レベルの人気を博していたし個人的にも大好きだったけど、2期を見てやはりこのアニメは伝説的な作品だと改めて確信した。

1話からいきなり過去リンとカレーめんで心を掴まれ、新キャラの綾乃ちゃんも良いキャラで、4話については以前の記事で述べた通りで、ソロキャンなでしこはかわいすぎて一生見ていられるし、おじいちゃん…

毎回毎回本当に素晴らしすぎて、2期のメインと言える伊豆キャンプを見る頃には何だかもうウイニングランの気分になっていた。

劇場版が楽しみすぎる。

 

5『のんのんびより のんすとっぷ』

まさか本当に完結してしまうとは…

新キャラが二人ともかわいかったけど、しおりちゃんの方は今思うとまるでこの物語を完結させるために登場したような、重要な位置付けのキャラクターだったんだな。

ほのかちんと再会する10話と駄菓子屋×れんちょんの11話は約束された神回だった。

 

4『はたらく細胞BLACK』

本家とは違い、不健康な体内で馬車馬のようにはたらく細胞たちの物語。

友情、使命、死などアツい要素が盛り沢山の骨太なストーリーがかなり面白かった

ある程度の誇張はあるかもしれないけど、実際に体内で起こっていることをモチーフにしてこれだけのドラマを作れるのは本当にすごい。

「これは、あなたの体の物語」というキャッチコピーの説得力がありすぎて、少しは健康に気を遣おうかなと考えさせられるアニメだった。

 

4『ホリミヤ

こんな青春ど真ん中のアニメは久々に見た気がするけど面白かった。

堀さんをはじめとしたキャラクターたちが男女問わずみんなかわいい。

結構展開が早くてあっという間にくっついてしまったから、さっさと結婚しろと思っていたら本当に結婚しそうでビビる。

そんなホリミヤが順調にイチャつく傍ら、後半は各キャラクターが抱える若者らしい悩みが描かれ、見ていて胸が締め付けられるようなシーンもある一方で少し微笑ましさも覚えた。

 

4『ひぐらしのなく頃に 業』

1クール目はとにかくたくさん人が死んで大変だったけど、2クール目は割と平和だし百合だしわかりやすくて面白かった。

正直このシリーズでまだこんなに面白い続編を展開できるとは思っていなかった。

特に「郷壊し編 其の六」はシリーズ屈指の神回で、リアタイしていたわけではないけど視聴者の盛り上がりも図抜けていたと思う。

この先の展開も非常に気になるので、ひとまず「卒」の放送を待ちたい。

 

4『八十亀ちゃんかんさつにっき 3さつめ』

安定して面白い。

特に後半はデート、最中×繁華、TGC5など見所たっぷりだった。

本編終了後のご当地CMがほとんどなくなってしまったのが残念…

 

3『ワンダーエッグ・プライオリティ』

独特な世界観には苦手意識があったけど、作画が良くてキャラクターがかわいかったので見ていたらストーリーも結構面白かった。

とはいえ、完結は後日放送予定の特別編に持ち越しとなったので、肝心のクライマックスはまだ見られていない。

とにかくメインキャラクター4人が魅力的で、エッグという非日常を共有する中で築かれていく何でも言い合える関係性と、日常パートで垣間見える年相応のかわいらしさがすごく好きだった。

 

3『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜

ジャンル的に守備範囲外なので見る予定はなかったけど、あまりにも評判がいいので慌てて見ることにした。

作画や美術などアニメとしてのクオリティーは言わずもがな、杉田智和のモノローグはやはり心地良いし、キャラクターも魅力的でなかなか楽しむことができた。

ただ、回が進むと魅力的なキャラクターたちの出番がどんどん減っていくのが少し寂しかった。

人気キャラ筆頭のロキシーを2話で退場させるというのは、なろう作品ならではというか、商業作品では難しかったのではないだろうか。

2クール目も引き続き期待。

 

3『ウマ娘 プリティーダービー Season2』

1期を途中で切った作品なので見る予定はなかったけど、あまりにも評判がいいので慌てて1期から見てきた。

1期は、後半のサイレンススズカ周りの話は良かったけど、他はそこまで面白いと思わなくて、かわいいキャラがいっぱいいてギャグが面白いアニメだな、という印象だった。

一方の2期は、トウカイテイオーの持ち前のキャラクターの魅力に加えて、会長とのエピソードやメジロマックイーンとのライバル関係などが序盤からきちんと描かれ、とても良いアニメだった。

当たり前のことながら、この作品を楽しむならやはり実際の競馬について詳しいに越したことはないというのも実感したけど、そこまで深追いするのはやめておく…

 

3『天地創造デザイン部』

「キリンは何故首が長いのか?」のような動物に関する疑問を、「神様からの発注を受けたデザイナーやエンジニアの苦労」という視点で描くという設定がなかなか面白い。

けものフレンズ』や『群れなせ!シートン学園』に続く動物勉強系アニメとしても楽しむことができた。

ただ依頼を受けて動物を作るだけのワンパターンな展開ではなく、ストーリーがしっかりしている点も飽きが来なくて良かった。

 

3『2.43 清陰高校男子バレー部』

全体的にバレーボール自体はそこまで重要ではなくて、人間ドラマの方に重きを置いている作品だった。

前半は、黒羽と灰島が中学で再会してから関係性を構築していく過程が描かれ、その中で灰島のワケありな過去がキーとなって見ごたえのあるストーリーが展開された。

後半はライバルチームが登場してスポーツアニメらしくなってきたけど、個人的には人間ドラマの方を見ていたかったので、思ったより試合のシーンが長かったのが少し気になった。

うっすらと女性向けっぽい雰囲気が漂っていたので、結構女性から人気が出ていたりするんだろうか。

 

2『弱キャラ友崎くん

良くも悪くもラノベくさい作品。

この手の作品を純粋に楽しむには、少し大人になりすぎてしまったかもしれない。

スクールカーストの上げ方をゲームになぞらえるというテーマ自体は面白かったので、本気で高校デビューを目指してる人にとっては普通にタメになりそうだった。

見ていて一番気になったのは日南葵がなぜここまで友崎のために行動してくれるのかという点なんだけど、10話辺りを見ていると最終的にそこが重要なファクターになってきたりするんだろうか。

 

2『五等分の花嫁∬』

ハーレム系ラブコメにおいては主人公の魅力がかなり大事だと思っているけど、上杉風太郎の魅力がまったくわからない…

ストーリーとしては、一花と二乃が風太郎への好意を自覚して行動を起こし始めるという展開。

正直、ハーレム系と言いつつ1期の時点で三玖の一人勝ちだと思っていたので、今更感が強かった。

二乃は個人的にあまり好きじゃないし、一花も終盤でかなり株を落としたということもあるので、とにかく三玖には幸せになってほしい。

 

1『俺だけ入れる隠しダンジョン』

かわいくてエッチな女の子たちとイチャイチャするだけのアニメ。

特にエマとアリスがかわいい。

元々作画は良くなかったけど、特に後半は万策尽きてしまった。

 

 

 

最後に来期視聴予定のアニメを期待度順に書いておきます。

ゾンビランドサガ リベンジ

やくならマグカップ

スーパーカブ

ましろのおと

戦闘員、派遣します!

灼熱カバディ

美少年探偵団

イジらないで、長瀞さん

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。

結城友奈は勇者である ちゅるっと!

さよなら私のクラマー

幼なじみが絶対に負けないラブコメ

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

BLUE REFLECTION RAY/澪

シャドーハウス