旅行記

無事に北陸聖地巡礼の旅から帰還したので旅行記を書いてみる。

 

まず一日目、夜行バスに乗って朝の6時半に富山県高岡駅に到着。

早速聖地巡礼を開始するが、早朝にも関わらず駅前は人が多くてなかなか写真を撮れず、いきなり予定をオーバーしてしまった。

その後も高岡駅周辺の市街地で聖地巡礼を続けるが、思っていた以上に時間がかかってしまい、早くもダッシュでの移動を強いられることになった。

そして、8時に借りる予定だったレンタカーを11時半にようやく借りて、12時頃に高岡駅周辺のメインスポットである高岡古城公園に到着。

なかなか良い雰囲気の公園だったが、ゆっくり楽しむ余裕もなくぐるっと一周して終了。

そして高岡を後にし、車で砺波駅に向かうが、ここで重大なミスに気付く。

高岡駅から砺波駅に行く道中にあるゲームセンター、ゲームスポット207の存在を完全に忘れていたのである。

しかし、ここで奇跡が起こる。

慌てて近くにあったガストの駐車場で地図を確認すると、なんとそこはゲームスポット207の目と鼻の先。

苦笑いしながら来た道を100mほど戻り、無事ゲームスポット207に到着することができた。

 そしてjubeatで「ちょちょちょ!ゆるゆり☆かぷりっちょ!!!」をエクセして、再び砺波駅へと向かった。

砺波駅を一瞬でクリアし、次に庄川合口ダムに到着したが、『Another』の聖地というだけでも怖いのに、全く人気がなくて結構不気味だった。

そして14時半頃に一日目のメインスポットである閑乗寺公園に到着し、幸い天気が良かったのでスキー場の上から最高の景色を眺めることができた。

しかし、展望台に登ろうとしたら熊出没注意の大きな看板が置いてあり、先ほど『Another』の聖地を見てきた俺としては死亡フラグとしか思えなかったので中腹まで登ったところで降りてきてしまった。

閑乗寺公園を後にした俺は、『ゆるゆり』の聖地である温泉を昨年閉業してから聖地巡礼者向けに一般公開している道の駅伊波へと向かった。

店員さんいわく、今でもこうして訪れて来るオタクは少なくないという。

そして、木彫りの里井波の街並みを眺めながら福野駅に到着。

ここも一瞬で聖地巡礼を済ませ、福光駅へと向かった。

福光駅も一瞬で終わる予定だったのだが、思った以上に苦戦してしまい、次の城端駅に着いた時点で18時を過ぎ、日没との戦いが始まる。

そして日没間際に一日目最後のスポットである桜ヶ池に到着。

これが東京ドーム約350個分の面積を誇るだだっ広い池で、一周する間に日が暮れてしまった。

それにしてもこの池、人っ子一人いない上に途中からは日が暮れてしまっていたので正直かなり怖かった。

何度も言うけどこの日は『Another』の聖地を見てきたので、ハンドル操作を誤って池に落ちて死ぬんじゃないかとか色々考えてしまった。

何はともあれ一日目の聖地巡礼が全て終了し、レンタカーを返却すべく金沢駅へと向かった。

20時半頃に金沢駅に到着した俺はすぐにホテルでチェックインを済ませ、シャワーを浴びて着替えると町に繰り出した。

この日はここまで食べ物を一切口にしていなかったので、とびきり美味いものを求めて回らない寿司屋に入った。

いきなりカウンターにガリを直接置かれて戸惑ったが、そういえば回らない寿司屋というものは握った寿司をカウンターにポンポン置いていく形式だというのを思い出した。

そして人生初の回らない寿司屋を経験した俺は金沢駅周辺をぶらぶら散策し、ホテルの大浴場で一日の疲れを癒し、日付が変わる頃就寝した。

 

二日目、6時半に起床した俺はすぐに金沢駅周辺の聖地巡礼を済ませ、始発バスに乗って金沢大学へと向かった。

しかしこの大学、学内にバス停が4つある時点でおかしいとは思っていたが、べらぼうに広い。

あとで調べてみたところ、全国で4番目に広いキャンパスだそうだ。

というわけで朝っぱらから体力を消耗したが、気を取り直して近江町市場へと向かった。

ぐるっと一周して一番美味しそうなお店で海鮮丼を食べたが、涙が出るほど美味かった。

元気を取り戻した俺は香林坊、竪町、しいのき迎賓館、金沢21世紀美術館と次々に聖地巡礼を済ませ、バスで金沢美術工芸大学へと向かった。

しかしここでバスが10分ほど遅れた上に聖地巡礼にも手間取り、予定していた湯涌温泉行きのバスを逃してしまう。

次のバスまで1時間以上あるので、温泉のあとに行く予定だったひがし茶屋街に向かい、1時間ほど普通に観光を楽しんだ。

そして満を持して湯涌温泉に到着したわけだが、金沢駅の中にある土産物屋一帯が20時に閉店してしまうらしく、最後の力を振り絞ってダッシュで聖地巡礼を済ませた。

こうして二日間の聖地巡礼を全てクリアした俺は、湯涌温泉にある白鷺の湯で二日間の疲れを癒し、タクシーで金沢駅へと向かった。

そこでお土産をたんまりと購入し、エキナカにある回らない寿司屋でのどぐろ炙り丼なるものを食し、あまりの美味さに感動した。

帰りの夜行バスまで時間が余ったので、そういえば行きそびれていた武家屋敷跡にバスで向かい、情緒溢れる街並みに心を癒されて、ついに二日間の旅行が終了した。

 

とりあえず旅行を終えてみた感想としては、めちゃくちゃ足が痛い。

一日目に走り回ったせいで足の裏がマメだらけになり、筋肉痛も合わさって正直二日目はまともに歩けなかった。

さらに夜行バスで足を伸ばせないまま一夜を過ごしたことによってますます悪化し、手すりなしでは階段の上り下りすらできない身体になってしまった。

帰宅してから少し寝たのでだいぶマシにはなったが、あまりにも大きい代償だった。

まあそれは置いといて、総評すれば非常に良い旅だったのは間違いない。

やはり聖地に足を踏み入れた時の感動は格別で、それをこの二日間で何回も味わうことができたのがとても良かった。

そして一番心配だった天候に関しても二日間通じて良好で、むしろ暑すぎて日焼けしてしまったくらいだった。

学生のうちにもう何ヶ所か旅行しに行きたいと思えるような最高の旅になった。

というわけで明日からは毎日聖地巡礼記事を投稿していこう思うので引き続き楽しみにしていてください。