東京で一人暮らしを始めたことで、山梨県をはじめとする中部地方へのアクセスが格段に良くなっていることに気が付いたので、近いうちに静岡県あたりの聖地も行けるかもしれない。
まずは身延線沿いを北上するということで、なでしこの自宅の最寄り駅である内船駅からスタート。
富士川にかかる南部橋。
次は身延駅。
栄昇堂の店内には斉藤のパネルがあった。
作中で身延駅に来ていないのに何故…
写真を撮っているオタクがたくさんいたのでさすがにこのベンチで食べることはできなかったが、身延まんじゅうも桔梗信玄餅も美味しかった。
続いて甲斐常葉駅。
ストリートビューに写り込んだなでしこのカットでは、停まっている車まで完全再現されていた。
下部小学校の坂は傾斜がかなりキツくて、ここを走って登校していたなでしこの体力はやっぱり異常だと思った。
あおいと千明のバイト先。
ここでカレーめんを購入した。
ここからはキャンプ場めぐり。
まずはやっぱり本栖湖。
元々人気のスポットなので激混みだった。
浩庵キャンプ場の受付にはなでしこのパネルのほか、グッズや原作コミックなども置かれていて最高だった。
富士山が帽子をかぶっていたので1話バージョンで撮影。
イケイケな若者集団がキャンプしていると思ったら突然「ぐび姉」という単語が聞こえてきて、このアニメの影響力を改めて実感した。
次はふもとっぱら。
中に入るとカット回収が大変なので入口だけに留めておいたが、外から見ただけでもかなり良い感じのスポットであることがわかった。
作中に登場した様々なキャンプ場の中でも、自分が本当にキャンプをするとしたらここに一番来たいと思った。
ふもとっぱらの近くにある道の駅朝霧高原。
なでしこと違って道の駅の裏側にあるあさぎり牛乳工房でソフトクリームを買ったけど、めちゃくちゃ美味かった。
続いて富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ。
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジの近くにあるまかいの牧場。
裏には様々な動物とふれあうことができる牧場ゾーンが広がっていて、家族連れで来るとすごく楽しめそうだった。
山梨市駅はガッツリ工事中で残念…
日も暮れてきたところでほったらかし温泉に到着。
景色も温度も良かったので、ついつい2時間くらい入り浸ってしまった。
ここで夕飯を食べようかと思ったが、時間がないのでとりあえず温玉あげだけ食べるという、作中の三人とまったく同じやりとりを繰り広げた。
最後は笛吹川フルーツ公園で夜景を見て終了。
というわけで、山梨県内にある『ゆるキャン△』の聖地を一通り巡礼してきた。
今回の旅で印象的だったのは、何回か地元の方々と交流できたこと。
まず甲斐常葉駅の周辺で地元の方に「お兄さんたち『ゆるキャラ』で来たの?」と話しかけられ、笑いをこらえながら話をしていると、「来てくれてありがとう」と言ってくれた。
その直後には下部小学校の卒業生で現在は観光事業に携わっているという方にも声をかけられ、この先もっと本格的に『ゆるキャン△』に力を入れていくから是非また来てくれと言われた。
浩庵キャンプ場では受付のお兄さんが「なでしこちゃんも来てくれましたよ」なんて話しかけてくれて、とても嬉しくなった。
今まで聖地巡礼に行く時は大体一人だったからこういう機会も少なかったけど、今回は写真にも写り込んでいる通り友人と4人で行ったということと、アニメの放送終了直後で地元の方々も敏感に反応しているということもあり、初めて聖地巡礼を通して地元の方々と交流することができた。
大洗や北陸に行った時も感じたけど、やっぱり聖地巡礼というものはそこに住んでいる人が協力してくれることでより一層魅力的なものになると思う。
それに、一人のアニメオタクとしても自分の好きなアニメがいわゆる一般の方々に受け入れられているというのは嬉しいものがある。
というわけで、次からは一人で聖地巡礼に行く時も積極的に地元の方々と交流してみたいと思います。